業務用エアコンメーカー6社を徹底比較ランキング!
業務用エアコンを購入するときに重要となる『業務用エアコンメーカー』
業務用エアコンメーカーを良い部分から悪い部分まで独自徹底比較します!
業務用エアコンメーカー6社のシェアランキング
第1位 ダイキン 40%
第2位 三菱電機 19%
第3位 日立 10%
第4位 東芝 8%
第4位 三菱重工 8%
第5位 パナソニック 5%
業務用エアコンメーカーは"何"を重視するかで決める!
"アフターサポート"重視!!24時間365日対応
*ダイキン
*三菱電機
サポートも価格も"平均的"に全部ほしい!!
*日立
*パナソニック
"価格"重視!!初期費用を安く抑えたい!!
*東芝
*三菱重工
業務用エアコン各メーカーのメリット・デメリット
《ダイキン》
業務用エアコンのシェア40%を閉めるシェア率第1位のメーカー
業務用エアコンのシェア割合の半数を占めていると言われるほど、人気が高い業務用エアコンのメーカー。
国内だけではなく、海外でもダイキンの業務用エアコンは人気度が高く世界の大手メーカーの中でもトップの売上高で日本を代表するメーカーとなっています。
24時間365日メンテナンス受付・サポート対応
購入後も手厚いアフターサポート対応をしてくれるダイキン。
24時間365日サポート対応をしている業務用エアコンメーカーはダイキンと三菱電機のみとなっており、アフターサポートを最重要視するならダイキンか三菱電機で決まりです。
メンテナンス受付も24時間対応でメンテナンスにはダイキンのサービスエンジニアが対応。
ダイキンでは、サービスエンジニアの技術力や対応の速さに注力しているため、知識豊富なサービスエンジニアが駆けつけてくれます。
優れた耐久性・オンリーワン製品のランナップ
ダイキン製の業務用エアコンの口コミでよく目にするのが『長期間使っても故障しない。』という製品の耐久性が強いということ。
またダイキンにしかない独自の360度吹出しが可能な室内機が人気を集めているダイキンONLY 1室内機「S -ラウンドフロー」。
全18パターンの吹出しで必要なところに風を送ることができるため高い省エネ性と快適性を備えています。
初期費用が高い
業務用エアコンを購入する際には、やはり初期費用も重要になってきます。
他社メーカーと比べたとき、やはりダイキンは初期費用が高いです。
ですが、ダイキンといえば高い省エネ性と高い品質の耐久性から電気代の削減や買い替え頻度を考えると、長い目で見たときにお得になる場合もあります。
《三菱電機》
業務用エアコンのシェア19% 業務用エアコンメーカー第2位
家庭用エアコン"霧ヶ峰"で人気の三菱電機ですが、業務用エアコンでもその人気は第2位となっています。
家庭用エアコンでの人気も高いことから、業務用エアコンと家庭用エアコンのセットで購入されることもあり「住宅兼店舗」や「小規模店舗」へのシェア率が高い傾向にあります。
24時間365日サポート・独自の遠隔管理サービス
ダイキンと同じく、24時間365日サポート対応をしている三菱電機。
サポート対応を重視するのなら、ダイキン・三菱電機の2社から選ぶことをおすすめします。
またビルのメンテナンスに特化した三菱電機だけの遠隔管理サービス「く〜るリモートメンテナンス」によりリアルタイムで業務用エアコンの監視をしてくれます。
安心安全の国内生産
三菱電機といえば2021年に創業100周年を迎えた誰もが知る日本の電機メーカーです。
業務用エアコンでもその人気は高く、その理由のひとつとして『全機種の製品開発から製造までのすべてを国内で行っている。』ということ。
国内生産をすることによりさらなる品質の向上を目指しており、これは日本国内だけでなくmade in Japanに注目する世界でも人気となっています。
また日本国内に生産工場等を設けることにより、雇用を守るという三菱電機の考えがあるそうです。
初期費用が高い
ダイキンと同じく初期費用が他社メーカーに比べ高い傾向にあります。
しかし他社メーカーにはない遠隔監視メンテナンスや、多少の初期費用は高くても安心の日本製を選びたい方に人気を集めています。
日立
業務用エアコンのシェア約10% 業務用エアコンメーカー第3位
日立の業務用エアコンといえば「省エネの達人」
家庭用エアコンといえば「しろくまくん」が有名なメーカーです。
修理の受付はダイキン、三菱電機と同じく365日24時間体制となっておりサポート性も〇
業界初の『個別運転機能』を業務用エアコンに搭載
業務用エアコンメーカーの中でも一番使う人のことを考えて開発を行っているメーカーと言われている日立。
業務用エアコンに初めて個別運転機能という画期的な機能を搭載し、いまでは他社メーカーがその機能を後追いして搭載しています。
個別運転機能の搭載前は、室外機が動くと対になっているすべての室内機が動いていましたが、個別運転機能の搭載により動かしたい室内機のみを動かすことができることや、個別での温度設定が可能になり、省エネ性・快適性を格段に向上させたメーカーです。
高い省エネ性能・除湿力
日立の業務用エアコンはなかなか目立つ機能がないと思われがちですが、
省エネ性能・除湿力では日立がナンバーワンという声を多く聞きます。
その理由として日立ではパッケージエアコンでは、他社にあまりない同時ツインや同時トリプル等での室内機を異タイプや異馬力で取り付けることが可能となっているため、必要な場所に適した室内機の形や必要なパワーの室内機を設置することで省エネ性を上げることができ、使う人が快適に過ごせるように考えられています。
インパクトが少なく目立たない
ここまで説明してきましたが、なぜ日立のシェアはそこまで高くないのか・・・
それは目立つインパクトがなく日立独自の機能がないからです。
また修理業者・メンテナンス業者泣かせと言われるほど部品の細部まで作りこまれているなど、まず見積り時に日立という選択肢をだされることが少ないようです。
しかしひとつひとつの機能をみると省エネ性や除湿力も業界一と言う声を聞くほど高く、使う人のことを考えた機能の開発に今後も期待したいメーカーです。
《東芝》
業務用エアコンのシェア約8% 業務用エアコンメーカー第4位
公共施設・病院・金融機関等への業務用エアコン導入率が高く信頼と実績を積んでいるメーカーです。
安心のメーカー3年保証(他社メーカー保証1年)も魅力のひとつとなっています。
魅力は業界一の低価格
『東芝=安い』が定着するほど、同じスペックの業務用エアコンを比べるとその差は30%以上安く、業務用エアコンの価格崩壊と言われています。
その安さから初期費用を抑えることができ、「業務用エアコンが必須ではないけどあったらいいな。」というような場所へも比較的導入しやすいメーカーになっています。
また安いからと言って故障しやすいということもなくメンテナンスや使用頻度にもよりますが、業務用エアコンの寿命と言われている10年〜15年はもちろん20年以上稼働するものもあります。
もちろん業務用エアコンは電子機器ですので、他の家電等と同じくすぐに不具合や故障してしまう場合もなくはありませんが、それはどこのメーカーでも同じであり、安いからという理由ではありません。
業界初の標準搭載の空気清浄機能
東芝は業務用エアコンで初めてPM2.5へ着目した製品をだしたメーカーでもあり、標準搭載されたプラズマ空清により他社メーカーにはない空気清浄機能でお部屋の快適性を上げてくれます。
省エネ性やサービス体制を推していない
東芝は、他社メーカーよりサービス人員が少なく第3位までのメーカーのように24時間365日対応していません。そのかわりに東芝独自のセルフクリーン機能の搭載でメンテナンス回数自体を減らせる様に工夫されています。
また省エネ性に強く特化しようとする場合、業務用エアコンの本体価格が高くなってしまうことは避けられません。
東芝では省エネ性も大切にしながらも、より初期費用を抑えることを考えて作られています。
《三菱重工》
業務用エアコンのシェア約8% 業務用エアコンメーカー第4位
東芝と同率4位の三菱重工ですが、国防省への導入率が第1位としてその技術力が認められているメーカーです。
名前が似ていることから三菱電機と間違えられることも多いですが、同じ三菱グループとして合算すると業務用エアコンの約3割は三菱グループが占めていることになります。
初期費用が安く導入しやすい
東芝と同じく三菱重工も業務用エアコンの本体価格が安いため導入しやすいメーカーとなっています。
他社メーカーの独自機能も目を引くけど、初期費用重視で業務用エアコンの導入を考える場合は選択肢のひとつとなるメーカーです。
業界初の気流をコントロールして不快感を軽減
三菱重工は他業種での技術力を駆使し、業界で初めて「ドラフト感防止」機能を搭載しました。
エアコンの風が直接当たることにより不快な気持ちになったり寒すぎる、暑すぎるなどの問題を解消しました。この機能はその後に他社が後追いしていますが、三菱重工の性能は追い越せないと言われています。
価格以外は平均的なメーカー
三菱重工の強みは価格が安く導入しやすいというところですが、同じスペックのものを比べるとやはり東芝のほうが安くなる傾向にあります。
また、機能についても他社の後追いから、三菱重工だからこの機能があるというものがないため、価格重視という場合におすすめのメーカーとなっています。
《パナソニック》
業務用エアコンのシェア約5% 業務用エアコンメーカー第5位
6社の中で一番シェアが少ないですが、業務用エアコンへの参入自体が6社の中で一番遅いメーカーとなっています。
業務用エアコンでは最下位のパナソニックですが、家庭用エアコンではシェア第1位のメーカーで、アフターサポートも安心です。
さらの高濃度になった独自機能『ナノイーX』
TOYOTAやLEXUSにも搭載されている空気清浄機能ナノイーX。
パナソニック独自の人気機能で、目に見えない空気の汚れや臭いを抑制して空気もエアコン内部も清潔にするというものです。その大人気機能ナノイーXが進化をとげさらに高濃度に開発されました。
やはり業務用エアコンのメンテナンスをするときの悩みといえば内部の"カビ"ですよね。
パナソニックではこのナノイーXの力でファン、熱交換器、風回路にひそむカビの成長を抑制する内部クリーン機能を搭載しています。
業界一の快適性・省エネ性センサー搭載
他社メーカーにもついているセンサーですが、パナソニックのエコナビは人感センサー・湿度センサー・床温センサーの3種類のセンサーを使い快適性・省エネ性を向上させるだけでなく、天井高さ最大5m・直径9mまで対応という優れもの。
業界一の対応力で天井が高い店舗などに人気となっています。
業務用エアコンでの認知度が低い
家庭用エアコンでは認知度が高いパナソニックですが、業務用エアコンの新参者としてまだまだ認知度が低い部分がシェア率に影響しています。
しかし技術力はサンヨーを引き継ぎ、家庭用エアコンで人気のナノイーX・エコナビといった独自の技術を加え、また初期費用も導入しやすい価格帯が揃っているため、今後シェア率が上がってくるメーカーと言われています。
まとめ
*業務用エアコンの主要メーカーは6社
*アフターサービス重視ならダイキン・三菱電機
*とことん価格重視なら東芝・三菱重工
*全部の平均的重視なら日立・パナソニック
アルファシステムでは、業務用エアコン専門の担当者がお客様に合った最適なご提案をしています。お気軽にご相談ください。