業務用エアコンの配管はいつ買い替え交換するの?
業務用エアコンを買い替える時に気になるのが配管の交換ですよね。
損をしないために必要な配管の買い替え方法を簡単にお教えします!!
業務用エアコンの配管の交換目安はいつ?
業務用エアコンの配管とは「冷媒配管」を指します。
冷媒配管の耐用年数は30年と言われています。
業務用エアコンの耐用年数は15年と言われているため
耐用年数のみであれば2回目の業務用エアコンの交換のタイミングで配管の交換が必要と考えられます。
ですが、実際には「使用条件」、「設置場所」、「使用環境」などで配管交換のタイミングは大きく変わります。
30年より長く使用できる冷媒配管もあれば、それよりも早く交換が必要な冷媒配管もあるため、適切な冷媒配管の交換タイミングは業務用エアコン専門の業者に確認していただくことが必要となるのです。
冷媒配管とは・・・
業務用エアコンの「冷媒配管」とは業務用エアコンの室内機と室外機を繋いでいる配管のことです。
この冷媒配管の中には「冷媒ガス」が流れており、冷媒ガスは室内機と室外機を繋いでいる冷媒配管の中を行き来しながら空気の熱を運んで室内に排出(冬期)・室外に排出(夏期)しています。
人間の身体で表すと「冷媒ガスが血液」、「冷媒配管が血管」の役割を担っているため冷媒配管は業務用エアコンが正常に機能するためには必要不可欠な部分となっているのです。
そのため冷媒配管交換の際には「水分が侵入していないか」、「異物が侵入していないか」、「気密が保たれているか」などに注意をしながら設置しなければガス漏れの原因となってしまうため信頼できる業務用エアコンの業者選びが大切になります。
配管のサイズが買い替えで変わる
配管の交換理由の一つとして配管サイズが買い替えた際に変わってしまうということです。
主にサイズが変わる理由は、馬力を大きい業務用エアコンまたは小さい業務用エアコンにに買い替えるといった要因です。
<配管のサイズ>
この配管サイズは業務用エアコンの馬力が大きくなるほど太くなるため、買い替えの際に馬力UP・DOWNでサイズが変わることもあれば、馬力が同じでも古い業務用エアコンから最新の業務用エアコンへの買い替えで配管サイズが変わることもあります。
配管の老朽化
業務用エアコン買い替えで冷媒配管を交換する1番多い要因が「配管の老朽化」です。
冷媒配管が老朽化した状態で使い続けることで細かい配管割れができ、そこから冷媒ガスが漏れ出してしてしまい、業務用エアコンの空調機能が停止してしまったり、業務用エアコン本体の故障原因になってしまうこともあります!
配管の老朽化は目視で簡単に見ることができる場合もありますが、多くの場合は天井裏など確認が難しい場所へ設置されていたり、ガス漏れ確認の場合は専門な工程が必要なため、実際に業務用エアコンのプロに確認してもらうことが大切です。
メーカーが異なる業務用エアコンの買い替え
業務用エアコンの買い替えの質問でよく聞かれる質問が、
「メーカーの違う業務用エアコンを導入すると配管もすべて買い替えなければならないの?」
という疑問です。
まだ使える冷媒配管まで買い替え工事を行うとなると、それだけ費用もかかってしまうため不安ですよね。
結論からいえば
「メーカーの違う業務用エアコンを買い替え導入したとしても、配管は基本的に流用できます。」
配管のサイズはメーカーごとにサイズ不揃いというわけではなく、先ほどの配管サイズ表に記載のある冷媒配管が使用されているため、業務用エアコンのメーカーが変わったからといって配管の交換が必ず必要になるわけではありません。
しかし、古い業務用エアコンからの買い替えのため配管サイズが変わってしまったりなど、冷媒配管が流用できない場合もあるため、必ず業務用エアコン専門の業者に確認してもらいましょう。
業務用エアコンの配管の交換時期は信頼の業者へ
先ほどお伝えしたように、冷媒配管は人間で例えるならば『血管』と同じ役割を担っています。
人間も血管が詰まったりなどのトラブルが生じると最悪の場合、死に至ってしまうこともありますよね。
業務用エアコンも同じで、冷媒配管が正常に機能しなければ「空調機能が停止」したり、最悪の場合、「業務用エアコンの本体が故障」してしまうケースもあります。
だからといって業務用エアコンを買い替えるたびに冷媒配管を変えていては費用が高額になり負担が大きくなってしまう...
そこで必要なのが、業務用エアコンの業者選びです。
実際に、業務用エアコンとは家庭用エアコンと違い複雑な構造をしているため、一般の方が冷媒配管を確認することはとても難しいです。そのため交換のタイミングで間違ってしまい無駄な出費がかかってしまうこともあります。
そのため業務用エアコンを買い替えるときに一番重要視して頂きたいのが、信頼できる業務用エアコンの業者であるかというポイントです。
悲しいことに「冷媒配管の交換タイミングではないのに、交換費用請求されてしまった。」、逆に「冷媒配管を交換しなければならなかったのに、費用を安く見せるため交換せず結果その後、冷媒配管が不調をきたし業務用エアコン本体まで壊れてしまった。」というお声を耳にしたことがあります。
もしご自身の血管になにかトラブルが起きたときには、信頼のできる経験豊富なお医者さんにお願いしますよね。業務用エアコンも同じです。
もちろん安いに越したことはないのですが、業務用エアコンとは購入して終わりではありません。その後の設置工事の丁寧さや初期トラブルが発生したときの対応力などを含めて信頼できる業務用エアコンの業者を選んでいただくことをおすすめします。
*冷媒配管はの耐用年数は約30年と言われている。
*業務用エアコンの使用環境等で耐用年数は大きく変わる。
*業務用エアコンの冷媒配管は人間の血管と同じ。
*冷媒配管交換で損をしないためには信頼できる業者を選ぶこと。
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