暖房が停止!それ業務用エアコンの霜取り運転中かも
寒い季節に欠かせない業務用エアコンがいきなり停まってしまったら故障をまず疑ってしまいますよね。まずは霜取り運転中かチェックしましょう!
業務用エアコンがいきなり停止!!
冬になり大寒波や積雪が始まると多くいただくのが「業務用エアコンがいきなり停止した」「朝暖房をつけたら暖房準備中になってしまう」「室外機から異音が発生している」「暖房が効かない」というご相談です。
いきなり暖房が停止してしまったり異音が発生すれば故障を疑ってしまいますよね。
そんなときはまず霜取り運転中か確認しましょう!
業務用エアコンの霜取り運転とは
霜取り運転とはデフロスト運転とも呼ばれ室外機に付着した霜を除去するための運転のことを指します。
業務用エアコンが暖房運転をしているとき、室内機から暖かい空気を室外機から冷たい空気を出しています。そのため室外機内の熱交換器はかなり冷たくなり空気中の水分が熱交換器に凍り付いてしまうことで空気を吸い込む力が弱くなり暖房能力が落ちてしまうのです。
そのため定期的に霜取り運転を業務用エアコンが自動で行い熱交換器についた霜を除去しているのです。
霜取り運転を開始すると約15分~30分程は暖房機能が停止します。
また「プシュー」「シュー」といった普段聞きなれていない音が発生するため故障の心配をしてしまいますが、20分程まって正常に動くようであれば正常な霜取り運転です。
また霜取り運転中はリモコンに霜取り運転中や暖房準備中といったようなメッセージが表示されることが一般的です。
故障かな?と思ったらまずはリモコンの表示を確認しましょう。
エラー表示がされていたり暖房機能が再開しない場合はメーカーや、業者へ問い合わせください。
霜取り運転中は暖房機能が停止
霜取り運転中は暖房機能で使用していたパワーを使って行われるため暖房機能は停止してしまいます。
雪の予報や気温が5℃を下回る場合は霜取り運転が行われる可能性を予測し業務用エアコンを稼働させましょう。
大切な来客や、行事の際に霜取り運転で寒い思いをするのは大変ですよね。
その場合は早くから業務用エアコンを稼働させておくと安心ですね。
霜取り運転が頻繁に行われる
性能上霜取り運転が行われることは大切ですが、頻繁に霜取り運転がされては暖房機能の意味がありません。
あまりに霜取り運転が行わてしまう場合は以下のポイントに気を付けてみてください。
・設定温度を1~2℃下げる
・室外機の周りに障害物を置かない
・室外機に積雪がある場合は周囲60センチ内の雪を除去
・室内機のフィルターを定期的に掃除
業務用エアコンか稼働するために霜取り運転は必要
業務用エアコンが正常に稼働するために霜取り運転は必要不可欠です。
霜取り運転をすることによって消費電力を抑えたり、無駄な付加やパワーを使わず故障や劣化の原因を抑える役目も果たしているのです。
暖房機能がいきなり停止してしまっても霜取り運転から自動で暖房運転に切り替わるため15分~30分程待ってみましょう。
1時間しても暖房運転が開始しない、大きな異音がする、リモコンにエラー表示がされる場合は故障の可能性があります。
使用年数によっては修理対応ができなかったり、新しい業務用エアコンに買い替えがお得なこともあります。
まずはお気軽にお問い合わせください。